首イボの予防法

皮膚科クリニックで首イボを治療・手術。どんな方法で取るの?

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首のイボって治療できるの?
ちょっと気になる首のイボ・・・皮膚科に行ってきちんと治療すれば治る可能性の高いものをそのままにしておく理由はないので、イボが出来る事になった原因や自分に合った治療方法を試してみましょう。
首のケア
一応市販薬などでも対応可能なので、どうしても病院へ行く時間が作れないという人は試してみるのもいいですが、基本的には自己診断ではなくしっかりと診察を受けてから治療を始めた方が確かです。
診察を受けて原因を把握しなくては一時的に良くなることはあっても根本的な解決にはなりません。

首にイボが出来る原因は大きくわけて二つなので、自分がどちらの原因に当てはまるのかを知っておきましょう。

首にイボができる原因

年齢による老化からくるものか、ウイルスを原因とする首イボなのか・・・首のイボは基本的にこのどちらかになります。
どちらの原因であっても自己判断は一番危ないので、皮膚科で検査を受けて原因を特定してからの治療開始が望ましいです。

年齢、老化が原因のイボ

老化
病気ではなく老化現象の一種なので治療という意味では必要ありません。
そのままにしておいても構いませんが、見た目で皮膚がんと間違える可能性があるため、念のため診察を受けておくといいでしょう。

そのうえで年齢が原因と判明すれば安心できますし、身体的に問題はなくてもイボの存在が気になるなら治療を相談する事ができます。

ウイルスが原因のイボ

イボ原因のウィルス
問題はこちらです。ヒトパピローマウィルスという細菌が原因なので治療が必要です。
良性のイボではありますが放っておくと触れた人が感染してしまう、二次感染の可能性があるため早めの治療が望ましいです。

首イボは皮膚科で治療してもらおう

皮膚科でなく美容皮膚科や美容クリニックでも治療を行っているところもありますが、よっぽどの事情がない限りは一般的な皮膚科での受診を最初に考えた方がいいでしょう。
そのうえで何か気になる点があったら美容皮膚科や専門のクリニックへ行ってみるというのはアリです。

しかし、最初の受診は一般的な皮膚科にした方がいい明確な理由があります。

保険適用の有無

保険適用外一般的な皮膚科での治療であれば保険が適用されますが、美容皮膚科や美容クリニックの場合イボを除去する目的が美容となるため保険が適用されない事が基本となります。

イボの数や治療を受ける皮膚科にもよりますが、保険が適用されれば診察料も含めて数千円の費用で収まる事も、保険が適用されない美容皮膚科などでは数万円~の費用がかかる事も珍しくありません。

皮膚科で診察の時点で原因がウイルスではなく年齢によるものと特定されれば、治療をしない方向で話が進む場合もあります。

そうなった際は除去費用がかかる事もないので、首のイボができた事に不安を感じているなら、まずしっかりと保険の使える皮膚科で原因を知るのは大切です。

年齢が原因だから治療の必要はないと言われても、見た目が気になるから除去してほしいと感じる人は、医師にその旨を伝えて治療を受けるようにして下さい。

中には問題がないからと除去を嫌がる医師もいる可能性はありますが、その場合は他の皮膚科で除去すればいいだけなので大丈夫です。

首イボの治療ってどんな事をするの?

首イボの治療、除去をする際はいくつかの方法が用いられますが、薬ではなく外科的な手術が基本と考えて下さい。

具体的には液体窒素を用いての凍結治療が用いられることが多いです。
しかし凍結治療と聞いてもピンとこない人がほとんどではないでしょうか。
一言で説明するなら液体窒素でイボを冷やし壊死させて取り除く方法です。

しかし液体窒素を用いた首イボの除去方法は診察を受ける皮膚科によってやり方が異なる場合があるので、違いを知っておきましょう。
イボを除去するという最終的な目的は同じなので自分にあった方法を用いている皮膚科を選ぶ方向で考えて構いません。

・cryoforceps法

cryoforceps法は液体窒素で冷やされたピンセットで直接イボを摘まみ取る方法です。
小さなイボを取り除くのに適した方法で痛みがあまりないと言われている点も特徴です。

自分の目で見てそれほど大きなイボは見当たらない、数も多くないと感じる場合は、この治療を行っている皮膚科を選ぶといいでしょう。

・綿球法

液体窒素を綿棒の先端に浸して、イボに塗って取るという方法です。

一般的に用いられる事の多い治療法で、イボ以外の皮膚に液体窒素が触れてしまう事が少なく、安心して受けられる治療と言ってもいいでしょう。しかし他の治療法に比べると痛みが強いとも言われています。

・スプレー法

スプレー法は液体窒素をイボに噴霧して治療する方法になります。イボが首からデコルテに広がっていたり、数が多い場合に用いられる事の多い治療法です。

上記の三つが液体窒素を用いた凍結治療でイボを除去する際の代表的な方法になります。

・その他

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凍結治療以外の治療方法は?

色々なハサミ
凍結治療以外では皮膚から飛び出ているイボをハサミで切り取る事があります。
特に大きな出血を伴うような事はなく、意外と痛みも感じないとされているので、安心して医師の判断に従いましょう。

さらに大型のイボを除去する際は液体窒素ではなくメスを使用しての手術になる場合もあります。

メスを使って切り取るという単語だけを聞くと怖いイメージがありますが、実際は局所麻酔にて短時間で終わる手術なのであまり心配しないでも問題ありません。
あくまでイボが大きいから切り取った方が効果的だという話です。

レーザー治療の場合

他にもよく耳にする機会のあるレーザー治療などは保険適用外になるので、一般的な皮膚科ではなく美容皮膚科などで用いられる治療法になります。
皮膚科でも希望すればレーザー治療を行ってくれるところはありますが、保険適用外になる点は美容皮膚科と変わらないので気を付けましょう。

凍結治療って痛くないの?

いずれの方法も液体窒素で冷やしてイボを壊死させて取り除きます。
つまり低温火傷をしている状態になるので全く痛みがないというわけにはいきません。

しかし通常麻酔は使わずに行う治療法なので、我慢できないほどの痛みが伴うという事はあまり考えなくてもいいでしょう。

感じる痛みのレベルは人それぞれで異なりますが、一般的に用いられている治療法なので安心して医師の腕に任せて下さい。

信頼できる皮膚科を見つける

腕の良い医師イボの除去は外科的な治療になるので医師の腕も重要です。

凍結治療でイボはなくなったけど、いつまで経っても傷跡が消えない・・・これでは意味がありません。
傷跡が消えるまでにかかる期間は個人差がありますが、完全に元通りになるまで長い人であれば一年ほどは痕が残る場合があります。

それでも傷跡が消えればいいですが、最悪いつまで経っても傷が消えないという最悪の状況も考えられます。そういった事態を避けるためには最初の皮膚科選びが肝心です。
マフラーなどで隠せる冬場ならまだいいですが、暑い時期などはそうはいきません。

アフターケアのことも踏まえて考えてくれる医師、腕の確かな医師のいる皮膚科で治療を受けるのは大事な事なので、診察を受けて気になる点があれば実際に治療を受ける前に他の皮膚科へ行ってみる事も大切だと覚えておいて下さい。

皮膚科でイボを除去した後は

皮膚科の医師一度の治療で首イボの除去が終わるという事はあまりありません。
小さなものが一つあるだけというなら別ですが、皮膚科に行くほどであればイボが複数首に出来ているという状況がほとんどでしょう。

完全に取りきれるまでにかかる回数も個人差がありますし、何度か通院をする前提で受診した方が確かなので医師の腕に通いやすさも含めて皮膚科を選ぶといいでしょう。

長い人であれば数か月通い続ける必要がありますが、途中で面倒になって通うのをやめてしまう事だけはないようにして下さい。
除去を必要とするイボはウイルス性のものです。

イボを放置してしまってはせっかく治りかけたイボが再度発生する可能性があるので油断は禁物です。
最後までしっかりと治療を受けて綺麗な首になりましょう。

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